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時代小説の装画・挿絵を描く7人の画家。その創作の秘密に迫る

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ILLUSTRATION イラストレーション 2016年6月号 No.210玄光社が隔月刊で発行している、『ILLUSTRATION イラストレーション 2016年6月号 No.210』で、「注目の7人が描く『時代物』」と題して、正子公也さん、村田涼平さんをはじめ、気鋭の7人のイラストレーターを特集しています。

正子さんは『三国志』『水滸伝』のヒーローを描いたイラストレーションのほかに、日本の戦国武将をフィーチャーした学陽人物文庫の装画で一度は目にされたことがあるはず。インタビューでは、専門的に絵の勉強はしたことなかったにもかかわらず漫画家の寺沢武一さんのアシスタントを務められたことや生頼範義さんを尊敬されていることなど興味深く読みました。

村田涼平さんは、『軍鶏侍』(野口卓著)シリーズや『紫匂う』(葉室麟著)など多くの時代小説で日本画の流れを汲む正統派の挿絵で活躍されています。『つまをめとらば』(青山文平著)の装画を再現する形で制作の手順を説明されていました。(さすが専門誌といったところで深いです)

ほかに、『まりしてん誾千代姫』(山本兼一著)の挿絵を描かれたワカマツカオリや『出世侍』(千野隆司著)などの表紙装画を担当された遠藤拓人さん、加藤美紀さん、山本祥子さん、宮川雄一さんが登場します。

イラストレーションについては全くの門外漢で絵心もありませんが、ジャケ買いをすることも少なくないほど、表紙装画を楽しんでいます。本誌も、書店で正子公也さんの描く、明智左馬助の迫力ある筆致の絵に惹きつけられて、思わず購入してしまいました(価格が高くてちょっと迷いましたが)。

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『ILLUSTRATION イラストレーション 2016年6月号 No.210』

イラストレーション|玄光社
正子公也&森下翠公式サイト
村田涼平 イラストレーション及び雑記