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『映画・ドラマ・小説で楽しむ 時代劇』発売

キネマ旬報社より『映画・ドラマ・小説で楽しむ 時代劇』が発売になった。「武士の家計簿」や「最後の忠臣蔵」など、話題の時代劇映画が公開され、来年のNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の放映が間近で、時代劇が旬のこの時期にピッタリの本。

特集は、役所広司さん、佐藤浩市さん、桜庭ななみさん、堺雅人さん、上野樹里さんのインタビューを交えて、2011年に観るべき最新時代劇の紹介。「のぼうの城」の忍城周辺やお江ゆかりの滋賀など時代劇ヒーローにゆかりの地や「桜田門外ノ変」のロケ地セット、全国映画村&ロケ地ガイドなど、誌面を見ていると行ってみたくなる。

「小説・マンガ・ゲームから楽しむ時代劇」のパートでは、時代劇が好きになる、おすすめの時代小説、時代劇コミックス、歴史ゲームなどをたっぷりと紹介している。

私も「キーワード別時代小説」のコーナーでおすすめの時代小説を8ジャンル×4作品=32作品紹介させていただいた。

そのほかにも、「一からわかる時代劇入門」では、時代劇を観るうえで知っておくと便利なルールを図解している。また、「時代劇の人物図鑑」では、ペリー荻野さんが信長、秀吉、家康をはじめ、歴史上おなじみの人物とそれぞれが登場するおすすめの時代劇を紹介している。必読だ。

A4判でオールカラーで、見ごたえたっぷり、年末年始の茶の間にどうぞ。

 映画・ドラマ・小説で楽しむ時代劇 (キネ旬ムック)

文庫ながら『大江戸地図帳』

地図の人文社から、『大江戸地図帳』が発売された。文庫サイズで江戸の町歩きのときに持ち歩くのにちょうどいい。

本書に掲載されている古地図は、「天保改正 御江戸大絵図」で、墨に加えて赤・緑・青・黄・褐色・灰色の六色を使った木版刷りで、その雰囲気を再現するために地図部分はカラー印刷になっている。「天保改正 御江戸大絵図」は、iPhoneアプリの「TOKYO古地図」でも使われている。

古地図については44のエリアに分割して、1エリアごとに見開きページで掲載しているので、武家屋敷の細かい文字の表示も読み取れる。

また、広域図は現在のJR山手線や東京メトロ、私鉄の路線を重ねているので、江戸の地名に慣れていない人でも大体の場所が把握できる工夫がされているのもうれしい。

後半では、江戸時代の基礎知識が解説されている。「時代小説副読本」とサブタイトルが付いているように、時代小説を詠む方におすすめしたい。

 大江戸地図帳 時代小説副読本

時代小説を読むとき、便利なiPhoneアプリ「TOKYO古地図」

TOKYO古地図iPhoneアプリの「TOKYO古地図」をゲットした。
http://itunes.apple.com/jp/app/id395144401?mt=8
iPhoneに江戸切絵図を入れて持ち歩いたら、便利だと思っていたので、このアプリのリリースを待っていた。

「TOKYO古地図」には、「天保改正 御江戸大絵図」を収録している。切絵図ではなく1枚ものの大きな地図だ。1枚ものなので尾張屋板切絵図ほど精細ではないが、その代わり、切絵図よりも位置や方向のデフォルメが少なく、拡大しても違和感が少ない。渋谷や新宿などの周辺部はややデフォルメがある。

とはいえ、五色刷りで神社仏閣なども絵画的に描かれていてきれい。この辺りは尾張屋板に似ている。また、カタカナを多用した表記は味わいがある。

ワンタッチで現代の地図との切り替えが可能だが、意外とズレが少なく、製作者の苦労が推察できる。
主要なスポットにピンが立てられて、解説文と古い写真が加えられている。iPhoneのカメラ機能とも連動していて、江戸散歩の記録用に使えそう。

WePublishで電子書籍『ほぼ日刊時代小説』を公開

『ほぼ日刊時代小説 巻ノ十』(電子書籍版)WePublish(ウィー・パブリッシュ)で、電子書籍版『ほぼ日刊時代小説』を公開した。これは、ブログサイトの「ほぼ日刊時代小説」の2006年4月から2010年5月分までのエントリーを、電子書籍コンテンツ(全10巻)にまとめたもの。

電子書籍は、WePublishのオンライン電子書籍編集サイト「Online Editor」を利用して作成した。ブログのMTファイルを取り込む機能があるので、Online Editorで編集作業するまで簡単。ただ、無駄な行の空きを調整したり、ブログと違って書籍のようにしたかったので、縦書きにするのに手間取った。

現在、無料公開しているが、近日中に有料販売も可能とのこと。また、この電子書籍は、iPadの専用アプリ「WePublish for iPad」(無料)で、閲覧できる。iPhone版も今月中にリリース予定とのことで楽しみ。

時代小説を楽しむための「新・江戸切絵図」発売

人文社より、『時代小説の舞台を見に行く 嘉永・慶応 新・江戸切絵図』が9月10日に発売になった。美麗な尾張屋(金鱗堂)板江戸切絵図と時代小説ガイドのコラボで、江戸の町並みが目の前に鮮やかに広がる画期的な本の誕生。

この本の特長を紹介したい。

美麗で精細な地図が魅力

●切絵図の美しさと詳細さを余すところなく伝えるよう、切絵図を可能な限り大きく掲載。本所や小石川などの幕臣の屋敷が密集している切絵図でも屋敷の主人の名前が読み取れる。

●現代地図もその横に掲載し、対比が可能。

●切絵図に掲載された名所をガイドする。

●切絵図に記載されている、大名屋敷、幕府施設、寺社、門、坂、道、橋、川、河岸、渡し、町、村などを項目別に索引にまとめているので、地名を検索しやすい。

時代小説の舞台を紹介

●各切絵図ごとに、切絵図に関連した3つのスポットを取り上げて、そのスポットにちなんだトピックやエピソードをつづり、江戸の文化や歴史に触れることができる。

●各切絵図ごとに、その場所を舞台にした、おススメの時代小説を紹介する。紹介した時代小説は130作品。

江戸の町のことがわかる

●巻頭特集では、江戸切絵図の見方や、時代小説を読みながら江戸切絵図を楽しむ方法、江戸の町の発達の歴史などを解説する。

●「町と住居」「治安と自治」「交通と通信」「時の知恵」「石高と経済」「服と食べ物」「遊興と遊山」のテーマで、江戸の基本を解説する。

●錦絵や古写真を織り交ぜて、江戸情緒や幕末・明治初年の雰囲気を伝える。

A4サイズの大判で、130ページの全ページカラーなので、ちょっとリッチな気分。これで1,785円(税込み)は、リーズナブルなところ。まずは、書店で手にとって見てください。

嘉永・慶応新・江戸切絵図 巻末索引付完全保存版―時代小説の舞台を見に行く (古地図ライブラリー 0)


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